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October

大活躍! 麻薬探知犬

2011.10.25 TOTAL ACCESS:22

大活躍! 麻薬探知犬

動物・ペットにまつわるお仕事発見! 第9回:麻薬探知犬。
国内に麻薬などが持ち込まれないよう、空港や港、国際郵便局などで活動している麻薬探知犬。日本での歴史をみると、昭和54年に米国税関の協力を得て2頭の麻薬探知犬を導入したのが始まりで、現在は全国に120頭もの麻薬探知犬が配備されているそうです。さて今回は、麻薬探知犬とともに働くハンドラーのお仕事を紹介!ハンドラーの仕事内容だけでなく、犬の適性についてもうかがってきました。

どんな仕事なのか

麻薬探知犬とともに社会悪である薬物を探し、日本への麻薬が密輸入されるのを防ぐ仕事です。全国9つの税関をはじめ、空港や港、国際郵便局などで活躍します。
麻薬の密輸を阻止するために、検査に関わる訓練を行うだけでなく、担当犬の食事の世話、グルーミングを始め健康管理全般も大切な仕事です。

主に扱う動物の種類

犬(ジャーマン・シェパード、ラブラドール・リトリバー、ゴールデン・リトリバー、フラットコーテッド・リトリバー)

資格取得期間や費用

麻薬探知犬ハンドラーになるための特別な資格はありません。国家公務員の試験を経て税関採用された職員が、麻薬探知犬の取り扱いに関する訓練を受けて、ハンドラーとして活躍しています。

どんな人に向いているか

麻薬探知犬をペット扱いしない人。芯が強く忍耐力のある人。犬のちょっとした変化を読み取ることができる観察力を持っている人。落ち込んだ時も引きずらず、気持ちの切り替えができる人。動くことの多い仕事なので、体力も必要です。

犬の適性
行動が活発で生き生きとしていて、どんな場所でも恐れない性格の犬。また、動くものに対して興味があり、物を投げると持ち帰り、その物への独占欲が強い犬。
千葉県成田市の「麻薬探知犬訓練センター」で数か月の訓練後、最終評価に合格した犬のみが、現場でのトライアルに挑み、そこでようやく麻薬探知犬として認定されます。

従事する上でのポイント

何事にも笑顔で、楽しく元気よく!健康管理をはじめとして、常に担当犬のためにできることを考えます。自分の家族のように接してください。
犬にしてみれば、麻薬探知は宝探しをして遊んでいるようなもの。このため、犬の本能である獲得欲をうまく活かして訓練を行います。例えば底の部分を嗅ぐのが苦手であれば、そこに重点を置いた訓練が必要になりますね。

1日のスケジュール

検査時
ミーティング→犬の散歩(排便・排尿チェック)→グルーミング(毛並みの手入れと健康チェック)→検査出勤(専用運搬車で移動)→実働検査(麻薬探知)→給餌

通常(訓練施設での訓練を行っています)
出勤→犬の健康管理→稼働→掃除→退勤

その他・メッセージなど

麻薬探知犬ハンドラーは体力のいる大変な仕事です。しかしやりがいも十分。初めて麻薬を摘発した時は本当にうれしくて、探知犬の餌の量を「少し増やしてあげようかな…」と思ったほどでした。

東京税関 税関広報広聴室
東京税関監視部麻薬探知犬訓練センター室 山下祐希さん・コトネ号
協力施設:東京税関東京税関「情報ひろば」税関・麻薬探知犬

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