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November

ペットの問題行動調査隊2 犬の分離不安症

2012.11.02 TOTAL ACCESS:49

ペットの問題行動調査隊2 犬の分離不安症

犬が飼い主さんから少し離れただけで、吠えたり、うなったり、暴れたりしてしまうこと。
これは犬の精神的な病気、分離不安症と言います。
そしてこの分離不安症には予備軍がたくさんいます。

犬の分離不安症の症状とは?

同様の反応をペットが見せることで「私がいないとダメな子」と喜んでいる飼い主さんがいますが、これは大きな勘違いです。
飼い主さんがいなくとも信頼関係と絆があれば、落ち着いてしっかり待っている事ができる状態こそ正常。そして犬にもストレスがかからない理想の関係です。

飼い主の帰宅時や来客時に興奮しておもらししてしまう事や、飼い主不在だとトイレができない、または食事を食べない。普段は大人しいのに飼い主不在時だけは物を壊す、自分の手足の指の間を舐めたり、しっぽを噛んだりする…。
こういった症状は分離不安症の症状の表れです。

原因は社会化不足

原因はいくつかありますが、まず主に母犬から幼すぎる時期に離されてしまう事。
ペットショップやブリーダーなどができるだけ小さく可愛い時期に売り出そうとする傾向が強いため、起こってしまいがちです。
次に飼い主の溺愛がさらに犬の飼い主依存を助長してしまいます。
それに伴う社会化の不足(多くの人や犬との触れ合いが少なすぎたため)がさらに大きな後押しになってしまい起こります。

予防には一貫性をもった飼い方が大切

これらを予防(改善)するためには、できるだけ一貫性をもった飼い方をし、飼い主と離れる前後には不要なスキンシップは行わないようにします。帰って来た後も犬が静かになるまでは放っておきます。出かける時も帰って来た後も何も言わず、犬には注目せずに出入りしましょう。
家族で飼っている場合は全員でこれを徹底します。
こういった飼い主の行動を観察しながら犬は「なんだ、大したことではないんだな」と飼い主と離れる事を不安がらなくなり、「絶対に帰ってくる。置いていかれるわけではない」と判断できるようになります。

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