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October

ブリーダーってどんな仕事?

2012.10.02 TOTAL ACCESS:102

ブリーダーってどんな仕事?

生まれたばかりの子犬、とってもかわいいですね。「愛犬の子どもを手にとってみたい。いっそブリーダーになってみようかしら?」そう考える飼い主さんも多いはず。でも実際のブリーダーさんのお仕事は、そんなに気軽なものではないようです。しっかりとした倫理観や責任感を持つことの重要性について、あらためて気づかされ、考えることのできた取材でした。

どんな仕事なの?

ブリーダーのお仕事は、単にペットを繁殖させることではありません。ペットの特徴・性質等をしっかりと受け継ぐ子孫を作ることです。血統を重んじ、乱繁殖させないという意識が必要でしょう。
血統は“健全性”とも言えます。両親はもちろん、祖父母の代まで(時には5代前まで)遡って、「交配しても遺伝的欠陥がないか」等を調べ、健全な子犬を繁殖させることが仕事です。そして愛情を注ぎ、衛生面にも配慮しながら、子犬たちの社会性が育つよう責任を持って育てます。
また、新しい飼い主さんのところに行っても困ることのないよう、人や触られることに馴らしていきます。飼い主さんからの相談等にも答えられるように、動物に関する知識をしっかりと身につけておくことも必要です。
決して片手間にできる仕事ではなく、それだけで生計を立てるのは難しいのではないかと思われます。ある程度のスペースの確保やケージ、エサ代などの費用に加え、育てるためには相当な時間を費やすと覚悟してください。

主に扱う動物の種類

犬・猫など
*今回の取材は犬のブリーダー

資格取得期間や費用

動物取扱業の取得が必要です。
このほか動物の知識を深めるためにAHT(動物看護師)などの資格を取得するのもいいでしょう。
先輩ブリーダーのもとで2~3年間勉強し、さまざまな経験を積んだうえで、ブリーダーとして独り立ちするケースが多いようです。

どんな人に向いているか

責任感のある人、見極める力のある人、正義感の強い人。体力も必要。

従事する上でのポイント

命をあずかる仕事なのだと自覚しておくことが必要。幅広い知識を要求されますので、日々、知識の向上に努めましょう。 子犬の一番かわいい時期は生後45~60日まで。それ以降から1歳までは、顔がいったん崩れて、整いながら大人の顔になる“崩れ時期”と言われています。一番かわいい時のほうが飼い主さんを見つけやすいのですが、それでは子犬の社会化が不十分です。そこで、飼い主さんには「社会性が身につくまで待ってください。それまでは何度でも子犬を見にきて、一緒に遊んでくださいね」とお話しして、3か月以降にお渡ししています。
飼い主さんの疑問や心配事に答えるだけでなく、こちらの考えを理解していただくために、じっくりお話しすることがとても大切です。

1日のスケジュール

4:30 起床。子犬を庭に出し遊ばせる。触りながら健康面や太りすぎていないか等のチェック。散歩に出かける。
5:30 手作りで朝食準備
6:30 朝食
日中、子犬たちはお昼寝したり、庭で遊んだり。シャンプーや病院など適宜。
15:00 手作りで夕飯準備
16:00 夕飯
18:30~19:00 就寝

メッセージ

犬にまっすぐに向き合う・愛情をかけて一生懸命育てて管理する・努力を惜しまない――この思いを忘れず、自分の理想とするブリーディングができたらいいと思っています。
ブリーダーは、手間ヒマがかかる大変なお仕事です。お金儲けのためでなく、動物が大好きだからこそできることだと思います。 飼い主さんも子犬たちも、みんな幸せになってほしいですし、そんな幸せな姿をみることが大きな喜びでもあります。

Fountain Valley 動物取扱責任者 宮田裕美:日本ペット技能検定協会 ペット繁殖指導員
KOKURA YAMA犬舎で、チワワのライダーに出会った瞬間、「理想とする犬だ」と直感したことがきっかけで、ブリーダーとしての勉強をスタート。肩書きやブランドに捉われず、「自分が本当に好きな犬」 「一緒に連れていて自分が誇れる犬」 「自然と人の心を魅了して、誰が見ても良いと思える犬」を作っていきたいと思っている。

協力施設などの情報

Fountain Valley http://doghome.lilyofthevalley.jp/kennel/
電話:03-6809-8930
ブログ:http://ameblo.jp/fountainvalley-kennel/
*当犬舎では、KOKURA YAMA犬舎様のご指導を仰ぎ、健全なアメリカタイプのチワワの繁殖に努めております。

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