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August

ペットシッターの覚悟

2012.08.27 TOTAL ACCESS:91

ペットシッターの覚悟

貴方は今、旅行にでかけた友人の愛犬ショコラ(トイプードルの女の子・2歳・とっても小柄)を2日だけ預かっています。普段から一緒に遊んでいるワンちゃんでこうして預かるのも3度目、慣れてて可愛いし全くノープロブレム。明日の夜には友人がお土産を沢山もって、ショコラを迎えにくる予定です。
今日も陽がだいぶ傾いて来て涼しくなってきたのを見計らい、夕方お散歩にでかけてきました。
ご近所の公園にはいつもこの時間沢山の愛犬仲間が集まっていて、今日もワンちゃん談義。「あらショコラちゃん~」なんて言われて貴方もすっかりお友達です。
ひとしきりお話もし、今日はじゃあそろそろ、、と言って公園から通りに出た時でした。通りの向こうで「ダメっ!アリスッッッ!」という悲鳴が。ふと目をやると大きなドーベルマンがガウガウ唸りながらリードをグイグイ引っ張っていて・・飼主の手を離れてしまいました、そしてあろうことか、ものすごい勢いで全力疾走、こちらに向かって来るではありませんか。顔は牙を剥き出していてものすごい形相、貴方の足も思わずすくんでしまいます。遮るものは何もなく、咄嗟に周りを見渡しても隠れる所も逃げる所も登れる物すらありません。ショコラもリードをピンと張り必死に逃げようとしています、さあどうしよう!

ペットシッターという仕事

ペット業界に憧れる方の中でシッターになりたいという方は近年確実に増えています。シッターの資格をとれる学校や講座なども数多く存在しますし、現にそういったご興味をもたれる方の集まるセミナーでペットシッターやペット介護士のお仕事についてご紹介したりする機会も多いです。ペット業界に関心をもっていただけて大変喜ばしいことなのですが、多くの「ペットシッター希望者」にお会いしていると、時々不安をおぼえるのもまた事実。
こんなコトを言うと全国のプライドあるプロシッターの皆様に怒られてしまうのですが、シッターを目指す方がここまで多いのはやはり他のペット関連のお仕事よりも「ラクそう」に見えるからではないかと感じる事が多いのです。ご存知の通り、シッターのお仕事は「お客様の愛犬愛猫のお世話」です。つまりとても乱暴に言ってしまえば、業務そのものは愛犬家や愛猫家なら「誰でも出来る」ことであったりするのです。
お客様のお家に伺い、喜ぶワンコと戯れ、お散歩に連れて行き、トイレのお掃除をし、ご飯をあげ、お水をかえて、ちょっとオモチャで遊んであげて、日誌を書いて、戸締まりして、はいサヨウナラ。ほら「私にも出来そう」って今ちょっと思いませんでしたか?実際、お友達同士でシッターの様な事をし合っている方は意外に多いですし、ご家族やご親戚のペットだけコンスタントに請け負っているプライベートシッターなんて言う方も結構いるのです。
一見誰にでも「出来そうな」シッターのお仕事、それではプロのシッターとアマチュアシッター、良いシッターと悪いシッターには一体どんな差があるのでしょうか?

真面目な先生や優秀な生徒だったら「何か事故があった時の保険や保障の問題」とか「自宅に訪問する特殊な業務形態における信頼度や安全性、法律上の立場」などと答えるトコロなのですが、、うーん、経験からしてそれは全くシックリこない。
ここはもっとシンプルな言葉で、、、、、あえて「覚悟の差」と言わせて頂きたい。
「覚悟はできているか?」というのは最近ベストセラーになったとある小節の中で登場人物が何度も口にするセリフですが、実に良い言葉です。シッターを目指す方にはまず聞いてみたいですね。「ヒト様の愛するペットの命を預かる覚悟、出来ていますか?」と。

貴方は何を望みますか?

立場を変えて、貴方が自分の愛犬をシッターに預けるお客様の立場だったら、シッターに何を望むでしょうか?冒頭のショコラちゃんの様な状況になったらどうするのが正解だと思いますか?どうして欲しいですか?貴方自身だったらどうしますか?

これも先生やメソッドによって「正解」は様々です、ここで「正解」をお教えする事はできませんが、、、

さあ貴方なら?覚悟はできていますか?

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