ガラス張りでとにかく明るいお店です。

funny face[ファニーフェイス]

　東京の郊外には広いドッグカフェがいくつかあり、これまでも何件か紹介してきました。今回はこれまで紹介したドッグカフェのの中でも一番広いドッグカフェです。

　「funny face（ファニーフェイス）」は、多摩都市モノレールの大塚帝京大学駅のすぐ下にあります。電車（モノレール）でも簡単に行けますが、駐車場もお店の裏に８台分あり。車でも気軽に出かけられます。お店は駅がある通り側から見ると、全面ガラス張りで、とても明るく目立ちます。

　さて、お店に一歩足を踏み入れて驚くのは、その広さです。左右に広がっていて、またそれだけでなく、一つひとつの席が贅沢にゆったりとスペースを取って配置されていることです。仮に大型犬がお店の通路に寝ていたとしても、ワンちゃんをまたがないで移動できるようにという心遣いの現れです。

　「funny face」は元々は多摩境で2004年にオープンし、お客さんがたくさん来るようになり、手狭になったのでもっと広いところをと探して07年4月に今の場所に移転してきたそうです。

お店の中をお散歩できるくらいの広さです。

　　多摩境のお店の約倍近い広さになったそうですが、席数は変わっていないということなので、各テーブルが、いかにゆとりを取って配置されているかがよくわかります。

　「funny face」はは広いだけが特徴ではありません。特筆すべきはその料理のおいしさです。この日はチャーシューボウル（７８０円）をいただきました。ご飯に載るチャーシューは絶品です。味がしっかりしみこみ、ほろほろと口当たりも柔らか。このチャーシューをいただくためにお店に訪れてもいいくらいのおいしさです。



とろけるチャーシューが絶品のチャーシューボウル７５０円		デニッシュのやわらかな甘さとエビの食感がマッチします。エビフライデニッシュ３００円

　さらに「funny face」の必食料理は、デニッシュです。３種類あるデニッシュの中で、一番人気のエビフライデニッシュ（３００円）をいただきました。エビは注文を受けてから揚げるので、もちろんサクサク。それでいてジューシーでエビの味を堪能できます。わりと小降りなので、２～３個は軽く行けちゃいそうです。

オーナーさんが発明(?)した水をこぼさない水飲み台

　さて、「funny face」は小さなところにも気を遣った作りになっているのです。その広さはもちろんですが、各テーブルの隣に膝下丈の丸い穴が開いた台があるのです。

　それは何かと聞くと、ワンちゃんが水を飲むボウルを置く台だそうです。じつは水を飲むボウルをひっくり返してしまうのは、ほとんどが人間だそうで、こうしておくと、人が足をひっかけてこぼさないですむそうです。

　また、足下のフックも大型犬が強くひっぱっても大丈夫なように大きくて丈夫なものにしてあるそうです。


お店の右手にはグッズコーナーがあり、おしゃれなオリジナルのクッションやウエアがありました。ウエアはフルオーダーが可能で、１週間前後で完成するそうです。　都心ではなかなか実現できない広々のスペースと、おいしい料理、そしてゆとりの駐車場、縮んでいた心も大きく広がって行く感じです。「funny face」はちょっと足を伸ばしても訪れたい気持ちも晴れ晴れするカフェでした。



飼い主さん用のキャップやクッションなどもあります。		左から、シュガー♀、モカ♀、ミルク♀、ムク♂で、シュガーとミルク、モカとムクがそれぞれ親子です。